谷口先生のメルマガ『 【老化とは何か?】11/11最幸の人生の見つけ方No.1805 』より抜粋

さて、老化とは何か?
と問われた時に、まずピンときたのがこの言葉です。
「老化とは病気である。病気であるからには治療ができる」
この言葉を言ったのは、
2019年に世界的なベストセラーになった「LIFESPAN〜老いなき世界」を書いたバーバード大学の教授のデビッド・シンクレア教授です。
https://str.toyokeizai.net/-/book/lifespan/

老化は病気なの?
一瞬、私自身が戸惑いましたが、
「老化が病気である」のなら、いったいどのような病気でしょうか?
その答えを探していると、ある本でこんな答えを見つけました。
「老化とは、動的な変化です。そして、時間の経過による動的な変化は次の2つに分けられます」
「致命的な疾患」
と、
「身体機能の低下」です。
この本の著者は、早野元詞先生で、最近「エイジング革命」という本を出されました。
https://publications.asahi.com/product/24814.html

致命的な疾患とは、文字通り、死亡率を高めるような変化です。
例えば、心不全や腎不全や心筋梗塞、脳梗塞、ガン、
また、糖尿病や高血圧脂質異常症などの生活習慣病もこれに当たります。
一方、身体機能の低下は、筋力低下や記憶力の衰え、関節可動域の低下、関節の痛みなどのQOL(生活の質)が落ちていく状態、
いわゆるフレイルとかサルコペニアとか認知症と言った、決して致命的ではないが結果的に人生を謳歌できなくなる状態で、
健康寿命を損なう病気だと考えていいと思います。
この致命的な疾患と身体機能の低下が一体となった状態が老化という病気なのです。
だから、老化を必然と考えずに、老化も致死の病根と見なすことで、人間は寿命を延ばすことができるかもしれません。
つまり、身体に対する知識と意識で人間は健康寿命を延ばすことができるのです。
健康寿命を延ばす具体的な方法を知りたい?
読者の方からそんな声が聞こえて来そうですが、
その答えである具体的な方法については、セミナーでじっくりとお話しします。

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