NPO法人JCCN理事長、心臓血管外科医の福嶌教偉先生がたち上げられた「ドクタージェットプロジェクト」のご紹介です。

皆様こんにちは。NPO法人JCCN理事長、心臓血管外科医の福嶌教偉です。
私はこれまで、40年以上にわたり、子どもの心臓血管外科医として数々の子どもの命と向き合ってきました。
40年も心臓血管外科医をしていると、救えた命、大変残念ながら、救えなかった命にも直面してきました。
「ドクタージェットがあれば救えたのに...」そんな悔しい思いもたくさんしてきました。

今ドクタージェットは日本の一部、北海道でのみ運行しています。しかし、スイスやアメリカ、そしてオーストラリアなどの諸外国では、以前から、常にドクタージェットが運用されています。
「住んでいる場所によって助からない可能性があるというのは、絶対におかしい....」そのように強く思っています。
だからこそ、今回私たちはこのプロジェクトを立ち上げて、「日本全国にドクタージェットを飛ばし、救える命の可能性を増やしたい」と考えています。

具体的には、2024年4月から約1年間、伊丹空港を拠点に、日本全国にドクタージェットを飛ばすことを目指します。
この事業を継続的に運用していくためには、国からの財政援助がなくてはなりません。国からの財政援助を受けるためには、本事業の必要性、実現可能性を証明することが必要です。その証明のため、みなさんからのご支援で、まずはこの1年間での試験的なドクタージェットの運用を行い、将来的には国からの援助を受け、継続的な運行を実現させたいと考えています。

今回のプロジェクトが日本全国でドクタージェット体制を確立するための第一歩です。とても難しい挑戦にはなりますが、皆様の温かいご支援、応援がなければ日本でのドクタージェット運行は実現しません。

皆様の力で、ドクタージェットを飛ばしましょう。
どうか、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

NPO法人JCCN理事長 福嶌教偉