新刊「9割の病気がよくなる ロジカル食事術 - 栄養保険のススメ」
岡本医師の新刊が発売されました。
![]() |
「ロジカル食事術」とは、データを重視する西洋医学と、事象を重視する東洋医学のいいとこ取りをした、現時点で最もお勧めの食事法です。 常識を疑え! 「牛乳・果物・玄米は体にいい?」 「コーヒー・バターは体に悪い?」 「トクホで健康になれる?」 「サプリメントは必要?」 これらは、どれも正しくはありません... 著 者: 岡本 裕 出版社: マキノ出版 定 価: 1,540円(税込) ![]() |
〜 岡本医師から 〜
いまさら食事の本なんか、世の中にごまんと出回っているのに?
との声が聞こえてきそうですが・・・、確かに食事に関する本はたくさんあります。
しかし・・・、たいそうに言うと、栄養学と医学がリンクした食事の本が、残念ながらほとんどないんです。
僕はかれこれ40年近く医者をやっていますが、40年前も今も、なぜか栄養学と医学はあまり相性がよくありません。
つまり栄養学の知見をうまく治療に、そして健康増進に生かすことができていないんです。
また、そのためかどうかわかりませんが、今の栄養学そのものが旧態依然としていて、ほとんど臨床には役に立ちません。
・・・というような愚痴をきっかけに、臨床現場で生かせる栄養学とは?
栄養学を臨床現場で生かすにはどうすればいいのか?
がん患者たちや高齢者たちとともに、右往左往、試行錯誤、紆余曲折しながら、僕なりに得られた知見!それを共有しようという思いのもとに、この本を書きました。
もちろん栄養学の良書はたくさんあります。
医学の良書もたくさんあります。
しかし、栄養学と医学がリンクした本は、探してみるとわかりますが、ほとんど見当たりません。とても不思議な現象なのですが、これは日本国民にとって大きな不幸だと僕は思います。
なぜならそのために、多くの国民が、ならなくていい病気になったり、治る病気が治らなかったりしているからです。
栄養学と医学がもっとうまくリンクすれば、日本国民の健康寿命は格段に伸びるはずです。
食、栄養、医学に興味のある人はぜひ、ない人もぜひ読んでいただければ・・・、きっと何か新しい発見があると思います。