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がん治療における患者主体の医療とは?

 

「がんに限らず、すべての病気に対して患者主体の医療が施される。」
誰もが当たり前のように思うこの大前提さえ今の医療ではなされていないのです。今の医療は政府主導で医者主体です。本来は医療の主役であるべき患者さんの希望や思いは、顧みられることがないのが現実であり、それを変えようともしないのが今の政府であり今の医者の大半の姿です。
そもそも、がんをはじめとする慢性疾患は、外傷(けが)や感染症とは異なり、ほとんどの原因は自身にあります。自身の生活習慣やストレスが大きな要因となって、慢性的に自己治癒力を低下させ、病気となって現れるのです。つまり自身の生き方の総決算が病気となって現れているのです。
したがって原因は個々人によって異なり、そのため治療方法も個々人によって異なるはずです。今までの生き方を変えるという点では共通していますが、個々の原因を丹念に探り当て、いちいち解消していく作業が治療には必要です。また人はそれぞれ遺伝背景も異なりますので、お仕着せの標準治療(マニュアル治療)でがんが治るはずもありません。

僕たちがあえてe-クリニックを主宰するのも、そもそもは患者主体の医療を早急に取り戻す必要があるからで、そのために今できることは何かと考えたからなのです。患者主体の医療が実現されない限り、いつまでもがんは治癒の難しい病気であり、がん難民も絶えることはないでしょう。

それでは、患者主体の医療を実現するにはどうすればいいのかを、具体的に述べていきましょう。

  1. 自身が主治医である
  2. 自分を変える
  3. 基礎知識
  4. よきサポート医を確保する
  5. サポーターを確保
  6. 落とし穴に注意
  7. 僕たちの課題

 

1.自身が主治医である

自分自身が医療の主役であるという、この認識が大事です。医者にすべてお任せして病気を治してもらおうという発想は直ちに捨てるべきです。医者に依存したために命を失った患者さんを僕たちは嫌というほど数多く見てきました。しかし医者に依存したために治ったという患者さんをほとんど見たことがありません。
主体的な姿勢こそが治癒をもたらすことはサバイバーの教える1つ大事なキーポイントです。自身の原因で病気になったのですから、自身を主体に治療に取り組まなければ、自己治癒力が高まらないのは当然のことなのかもしれません。
したがい、主治医や担当医はあくまでもブレインの一員として位置づけ、分からないことや理解できないことは積極的に訊くことが大切です。また、決して医者の言いなりにならないで、自身の希望もはっきりと述べることも時には必要です。つまり医者に従い医者に治してもらうのではなく、医者をうまく活用してやろうという意識を持つことです。医者も所詮は脇役にすぎませんし、なにも1人の医者にこだわることもありません。

いっぽう、主体性を保つためには、自助努力も不可欠になります。ある程度の医学知識は習得しておく必要がありますし、最終的な判断も自身で行う必要があります。また自身の現状を常に把握しておくことも必要です。少なくとも今、よくなっているのか、横ばいなのか、悪化しているのかは常時把握しておくべきです。
病勢の把握は、もちろんいろいろな検査を駆使すればわかることなのですが、大まかには、リンパ球数の変化、腫瘍マーカーの変化、症状の変化(体重、体温、不定愁訴)などで簡単に把握することができますし、意外に正確なのです。
たとえば、リンパ球数の減少もなく、朝の目覚めがよく、食欲もあり、便通もスムーズで、不自由なく動きことができ、よく眠ることができるとすれば、ほぼ間違いなく病勢の悪化はないと考えていいと思います。

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2.自分を変える

病気を治すということは、言い換えれば、自身を変えるということです。つまり今までの生き方や過度なストレスが、自己治癒力を低下させ、がんを発生させたのですから、今までの生き方や考え方を変えることが治癒への重要なポイントとなります。
僕たちは常日頃サバイバーからいろいろ学んでいますが、よくこんな問いかけもしています。
「がんが治る人と治らない人との決定的な違いは?」と。
その結果をまとめたアンケート例がありますが(図1)、やはり「考え方」を変えた、「食事」を変えた、というのが理由のトップ2に挙げられています。ちなみにこの結果をみるかぎり、「医者」は「運」よりも、治癒への決定的要因ではないということになっています。
いずれにしても、今までのままではだめであるということなのです。なぜなら今までの自分がストレスを増長させ、病気になったわけなのですから、積極的に自分を変える必要があるのです。


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(図1)

ただ、いきなり自分の考えや生き方を変えるとなると、難しいと思われるかも知れません。しかしそれほど深刻に考える必要はありません。具体的にはただただ生活習慣を変えてみるだけでいいのです。人は食生活をはじめとした日頃の生活パターンを変えることによって、次第に考え方も変わってくるものです。
まずは食を変えることからはじめ、たとえば趣味を、旅行を、あるいは仕事を、つきあう人をと、いろいろと新しく取り入れたり変えたりすることで、人の考え方は大きく変化していきます。

もっとも、自分を変え、主体的に治療に取り組むと聞けば、孤軍奮闘を強いられるのではと誤解されるかもしれませんが、そうではありません。次に述べる、基礎知識、そしてサポート医をしっかりと確保すれば、うまくがんと向き合いこともできるようになると思います。

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3.基礎知識

まず3大治療(西洋医学)は決して万能ではなく、ただただ時間稼ぎに過ぎないことを理解しておく必要があります。現代の医療の主流は西洋医学で、ほとんどが対症治療です。したがって、現代の医療だけではがん完治は難しいということになります。  
がんには対症治療だけでなく根本治療が不可欠です。がんの根本治療とは自身の自己治癒力を高めて、がんの病勢に打ち勝つことです。そのためには3大治療とは別にどうしても自己治癒力を高める手段が不可欠となります。
僕たちは自己治癒力を有意に高めるため、がん患者さんに(セルフ治療、中医(気功、中医薬)、その他、自律神経免疫治療などの補完代替療法を奨めています。
特にセルフ治療と言うのは、簡単にどこでも自分ででき、安全で、コストパフォーマンスがよく、しかも有意に自己治癒力(気、生体エネルギー、復元力)を高めることが可能な手段として有用です(図2)。僕たちがサバイバーたちと協働で取捨選択し、10年がかりで検証してきた自己治療の手段です(図3)。

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※ベース治療=セルフ治療

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(図2)

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(図3)

また治療手段の優先順位も大切です。時間稼ぎの3大治療と、自己治癒力(気、生体エネルギー、復元力)を高める手段が2本の柱であることはもちろんですが、次の手段として何を選択するかはコストパフォーマンスの考えも重要です。
セカンドラインの選択肢として僕たちが奨めるのは中医(中国伝統医学)です。気功や中医薬は本物を選べば非常に有用です。だてに数千年を生き抜いてきた治療法ではありません。僕たちは日本の医療に中医を取り入れるべきであると考えているくらいです。気を高めることは自己治癒力を有意に高めることです。しかも中医は効率よく気を高める方法を教えてくれているのですから利用しない手はありません。ちなみに中国のがん治療は、今は中西医結合医療と言って、西洋医学(3大療法)と中医を組み合わせることが常識で、いい成績を収めているのが現状です。
サードラインは以下に述べる数々の補完代替療法です。自律神経免疫治療(刺絡療法)、局所温熱療法、樹状細胞療法、高濃度ビタミンC点滴療法、丸山ワクチン、DCA(ジクロロ酢酸ナトリウム)治療などを僕たちは選択肢として挙げていますが、コストパフォーマンスを考慮に入れ、効果を見極めながら取捨選択する必要があります。
ちなみに僕たちは、一部の例外を除き基本的には機能性食品(健康食品)は奨めません。なぜなら、コストパフォーマンスが悪すぎるからです。たとえいいものであっても数万円もする機能性食品を摂取するくらいなら、圧倒的に中医に軍配が上がります。その事実を知らない患者さん(医者も)が多いのも現状です。

もちろん僕たちは、3大治療(西洋医学)を否定するわけではありません。上手に活用すれば非常に有用です。しかしながら、主治医の言いなりに3大治療を受けるのではなく、必ず次に述べる2点をしっかりと押さえて欲しいのです。

1点目は、やろうとする治療法は何を目的としてやるのか?メリットとリスクは?そしてそれをやる根拠?と、それ以外の方法はないのか?をしっかりと担当医に訊いておくことです。
たとえば、根治をめざしているのか、微々たる延命治療なのか、機能回復のためか、緩和治療なのか、はたまた、形ばかりのアリバイ治療なのかを訊いて確かめることも重要なポイントです。
2点目に押さえておきたいことは、お仕着せの標準治療だけでなく匙加減が可能かどうか?です。今や欧米では標準治療を基準にしながらも、個々人に合ったバリエーションも積極的に考慮しながら治療を行っています。抗がん剤などもクールごとに量や投与方法、間隔などの微調整がなされています。そのような小まめな配慮をしてくれるかどうかも最初に訊いておきたいところです。

緩和治療は対症治療が主体となりますが、即効性の上では西洋医学が本領を発揮するところです。不快な症状は、我慢を強いることなく積極的に解消することで自己治癒力(気、生体エネルギー、復元力)を高めることができます。

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4.よきサポート医を確保する

専門的な知識はやはり医者に頼らざるを得ませんが、その場合に大切なことは、親身になって一緒に考えてくれる医者を見つけることです。患者さんの主体性を尊重しながらも、共感してくれ、自分自身に置き換えて、本音でアドバイスしてくれる医者がそばにいればとても安心です。
それはいわゆる主治医であってもいいし、そうでなくてもいいと思います。自分が治療の主体とは言え生兵法は危険です。決して自己流に陥ることなく、必ず気の合う医者を見つけてください。

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5.サポーターを確保

がんの治療はすこしばかり長い時間を要します。まさに総力戦で持久戦です。そのためには、サバイバー、家族、同志など、心の支えになる人たちがどうしても必要です。特に気の合うサバイバーはぜひ早めにみつけて欲しいと思います。
自分と同じ病気で、同じ病期かもっと深刻な病期から治った方がそばにいれば、これほど心強いことはありません。積極的に患者会などに参加して見つけていただければと思います。

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6.落とし穴に注意

世間には、わらをもすがるがん患者さんの足元をみて、詐欺まがいの商売をする輩が多くいます。てぐすねひきながら言葉巧みに近寄ってくる不逞の輩にはぜひ注意してください。
もっとも見分けかたはそれほど難しくありません。健康食品も(1ヵ月分)、治療法も(1回の料金)、法外(5万円をこえる)なものはなべて悪徳です。そもそも、がん患者さんを対象に金儲けをしようという発想がいやしすぎます。そんな輩にいい治療手段を提供できるはずはありません。

それでは医者がすべて信用できるかというと、残念ながらそうでもないのです。医者の中にも不逞の輩は存在します。親身になって話を聞かない医者、すぐに高価な健康食品を奨める医者、派手で羽振りのいい医者は避けたほうが無難です。良心的な医者は基本的には地味なのです。
また資質の上でも避けたほうがいい医者を挙げておきます。威圧的な態度をとる医者、3大療法を否定する医者、中医などの3大療法以外を否定する医者は、いずれも視野が狭くて勉強不足という点では避けたほうが無難でしょう。

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7.僕たちの課題

がんを治癒に導くには、本人を中心にした医療チームが不可欠です(図4)。1人の偉い医者が子羊のようにおとなしい患者を診てやるというそんな図式は時代遅れの医療です。
理想とするがん医療は、そんな医療チームが一箇所で完結できる、そんな病院(施設)も不可欠です。そもそも患者さんがあちこち名医(?)を求めて右往左往しなければいけない方がおかしいのです。
また、医療費はもっと安価に、できれば税金を使って無料にと僕たちは考えています。治療で頭がいっぱいなのにお金の心配までしなくてはならない今のがん医療ははなはだ矛盾に満ちています。
メタボリックシンドロームという元々は病気でもないものにまでお金を費やす医療制度を改め、もっと有効にお金を費やす仕組みに改めるべきです。本当に使うべきところに国民の大切なお金を使って欲しいものです。そうすれば、仮にがんになっても、お金をはじめ諸々の心配をすることもなく、安心して自分の治療に専念できるというものです。そんながん医療を国民は望んでいるのではないでしょうか。

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