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『オプティマルヘルス』を知らないと損をするかも?

・・・若い人ほど知らなきゃ損・・・



この3カ月、めずらしく5回も人前でしゃべる機会があった。念のために参加者に問うてみたが、ほとんどの人が『オプティマルヘルス』を知らないという。

私にはとってはまさかまさかの驚きであった。



「厚労省は何をしとんねん!」「メディアは何伝えとんねん!」と、思わず口をついて出そうになったけれど、よくよく冷静になって考えてみて思いとどまった。そして「俺たち医者自身が怠慢でドアホなんや」と、正当な評価に行き着いた。



オプティマルヘルスというのは、最高(最適)の健康度のことを指す。

下図を見ていただくとわかると思うが・・・、病気ではないと言っても、病気同様の状態から、病気とは縁もゆかりもない状態まで幅が広い。


 




 


昔から、医者の不養生と言うが、よく言ったもので、医者は平均的に寿命が短い!きっと半病状態の医者が多いのだろう。それはすなわち、私たち医者自身がオプティマルヘルスをあまりよく理解していないことを如実に物語る。



叶うなら、誰もが元気で長生きがしたいはず。元気でとは、重い病気にもかからず、寝たきりにならず、頭も呆けず・・・、自由に歩けて、好きな物を食べることができ、いつもぐっすりと眠れるという意味だ。そして天寿を全うして元気に生を終える(大往生)。



しかし現実は厳しい。元気で長生きは理想に近い。私たちの多くが、おおよそ10年、何らかの苦痛や悩みを伴いながら、呆けたり、身体の自由が利かなくなったりして、後悔しながら最後を迎えるという寂しい未来を受け入れなくてはならない。



ただ、統計的にも、よくわかっていることは、日頃から健康度を高く保つと、元気で長生き、そして大往生の確率が、圧倒的に高くなる。



にも関わらず、オプティマルヘルスという言葉すら広まっていないとなると、私たち医者はもちろん、厚労省もメディアもドアホ以外の何物でもないと言える。

 


文責: 岡本 裕

 


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