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インフォメーション
インフォメーション : 日本人中医師による中医相談実施のご案内 2014.7.21-23
投稿者 : abiru 投稿日時: 2014/06/17 (1637 ヒット)

幸福堂にて予定しております中医相談が、本年7月に「中医相談」を実施いたします。
 

 ※中医(中医学)とは・・・
「中国伝統医学」の略で、日本の漢方とは、似て異なるものです。中医学と 日本漢方はどちらも生薬を用いるため、よく知らない人からすれば混同されがちですが、中医学で使う生薬の処方は、日本漢方のそれに比べ、種類・量ともに多 く、また患者を診断する方法にも根本的に大きな違いがあります。気の流れが滞ると病気になると言うのが中医学の病気の考えであり、「気の変化」が病気と言 う現象になって表れる状態変化であると考え、この状態変化を戻して行くのが中医学の考え方です。
 
 
中医相談
 
相談日
平成26年 7月21日(月祝) 13:00-18:00、22日(火) 09:00-18:00、23日(水) 09:00-12:00 
 
担当中医師
 
相談場所
e-クリニック(大阪市淀川区西中島6丁目2-3チサン第7新大阪1123号)
 
詳細
 
お申込み
「中医相談申込用紙」「中医相談質問票」等の書類に記入し、幸福堂へお申し込みいただきますが、会員は会員ページより、書類のダウンロードができます。
※会員以外の方は、まず幸福堂へご連絡ください。
 
連絡先
幸福堂
電話: 06-6195-1069 10-18時(土日・祝除く)
FAX: 06-6195-1969
 
 


  中医学による“がん治療”の基本思想

藤田康介

海市疾病予防コントロールセンターが発表した、上海市の癌疾患の最新の統計(2013年)をみてみると、男性の場合は肺・大腸・胃・肝臓・前立腺・膵臓・食道・膀胱・腎臓・脳中枢神経系と続き、女性は乳腺・大腸・肺・胃・甲状腺・肝臓・膵臓・脳中枢神経・胆嚢・卵巣と続くようです。上海人100人中1.7人が癌に罹患していて増加傾向にあります。
臨床に出ていると、中国の癌患者の多くは、西洋医学と中医学を初期から併用していることが分かります。上海にも復旦大学付属腫瘤医院のように、西洋医学を中心とした癌専門の総合病院がありますが、同時に中医学の総合病院でも、中医内科・外科系統の科の中に、腫瘤科といった癌治療専門の科があり、多くの患者は、公的医療保険を使って中医学の治療を受けています。中国の場合、一般市民の間でも、癌治療に中医学が有効である認識が広くあるため、必然的にこうした医療機関での治療や研究が盛んになります。

さまざまな腫瘍ができる原因について、中医学各派で様々な考え方があります。共通して言えるのは、陰陽のバランスが崩れたり、情緒が不安定であったりして五臓六腑の働きを損傷し、外部からの邪気の働きも手伝って、気・血・痰・水・湿・食などが体内に滞り、時間の経過とともに腫瘍を形成してしまったと考えることが多いです。以前はこうした腫瘍を攻撃するために、中医学で「毒で以て毒を制する」というような邪気を取り除く攻撃的な「去邪」の治療法が多かったですが、近年は、西洋医学の化学療法や放射線療法の発展により、中医学によって身体の免疫力や正気を高める「扶正」が注目されており、両方あわせた「扶正去邪法」の考え方が主流になってきています。
ただ、日本人の場合、そもそも西洋医学と中医学の併用についてあまり認識がありません。決して、西洋医学で治療方法がなかったから中医学を使うというのではないことをぜひ知って頂きたいです。
例えば、手術を行った症例でも、手術そのものが人体の気血や正気を消耗させるため、場合によっては癌細胞に転移のチャンスを与えてしまう可能性も考えられます。また、?邪にあたる化学療法を行っているときも、身体の気・陰を消耗しやすくなっており、これらを補ってあげることは中医学で可能です。化学療法や放射線治療の副作用的症状に対しても、中医学は対応しやすいです。さらに、手術や化学療法、放射線治療など一通りの治療を終えたあと、身体の中で乱れた陰陽のバランスを再度整え、気血を補ってあげることにより、再発や転移を防ぐという考え方があります。このように、癌治療において西洋医学が発展しても、まだまだ中医学を活用するチャンスがあるのです。
 

 


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